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札幌市で女医が担当する皮膚科・美容皮膚科。アトピー、シミ、ニキビ、脱毛、レーザー治療、メディカルエステは当院へ
by sumikawabiyouhifu
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巻き爪と爪切りの関係
よくある爪のトラブルに、巻き爪、陥入爪があります。

陥入爪
爪甲先端や側縁が周囲軟部組織に食い込み、疼痛、炎症、感染、化膿、肉芽組織形成を起こしている状態のことをいいます。

巻き爪
爪の先端が内側に湾曲した(巻き込んだ)状態。湾曲した爪が足の指の皮膚を挟むようになることをいいます。

【陥入爪の原因】
1.誤った爪の切り方(深爪)
2.足に合わない靴や靴下(窮屈なもの、大きすぎるもの)
3.爪や周囲組織の形態的な素因
4.肥満、多汗、足の汚れ、長時間の立ち仕事、歩行
5.外傷による爪の障害、爪白癬(水虫)による爪の変形

【日常生活の注意点】
1.深爪をしないこと
2.窮屈な靴・靴下の着用はさける
3.足を清潔にする

【正しい爪の切り方】
爪はただ切ればいいんじゃないの?と思っている方が多いかもしれません。
ところが爪の切り方にも、正しい切り方と間違った切り方があるのです。
陥入爪や巻き爪の方は、爪の端がまわりの皮膚に食い込むと痛むので、爪の角を落としたり、短く切ってしまうことがよくありますが、これは間違った切り方です。

①間違った切り方:爪の角が切られて丸い形になっています。



②正しい爪の切り方:爪の両端を丸く落とすのではなく、四角形に切ります。


深爪は避けましょう。爪を短く切りすぎたり、角を落として切ると巻き爪が悪化してしまいます。両端を丸く落とすのではなくて、なるべく四角形に切りましょう。爪先の角が皮膚の先から少し出るくらいに伸ばしておくと、トラブルが少なくなります。
# by sumikawabiyouhifu | 2010-04-17 13:45 | 皮膚のトラブル解決法(札幌)
パキラBaby
こんにちは、スキンケアアドバイザー(通称アキ)です。

当クリニックには、開院の際にいただいたパキラを2本、入口に飾っています。

パキラBaby_f0215297_13511085.jpg


観葉植物は室内の空気を浄化する働きや、マイナスイオンを発生して私たちを癒してくれます・・・☆
見ているだけでも癒されますよね。


また、パキラは、環境の変化に大変強い植物であり、
寒さにも強く室内に最適な植物なのですよ!!!


ある日・・・・
朝、パキラにお水をシュッシュッ♪と噴きかけていると・・・ 


発見しちゃいました!!!!!!

パキラBaby_f0215297_1352513.jpg


パキラBaby☆☆☆

パキラの赤ちゃんです!!!!!

パキラBaby_f0215297_13523738.jpg


と~っても小さくて、ツヤツヤしていて、プリプリで・・・・。
❤か❤わ❤い❤い❤



しっとりすべすべして、透きとおっていて、弾力もあるんですよ!!!

人間も、植物も、赤ちゃんのお肌はキレイなんですね。


わたしも、パキラBabyをお手本に日々の肌のお手入れを頑張っていきたいと思います♪
# by sumikawabiyouhifu | 2010-04-06 20:31 | 札幌美容皮膚科スタッフ紹介募集
ステロイド外用薬と副作用
ステロイド薬は、私たちの体内にある腎臓のすぐ上にある「副腎」という臓器から分泌される「副腎皮質ステロイドホルモン」と同じ働きをもつ薬です。
もともとステロイドホルモンは私たちの血液中にあり、全身を循環しながら炎症や免疫を制御する働きをしています。

ステロイドには内服薬や注射薬のように全身に投与されるものと、外用薬、点鼻薬、吸入薬、点眼薬のように局所的に使われるものがあります。

ステロイドというと副作用がこわいというイメージを持っている方がいますが、内服薬として全身に投与される場合と、皮膚科で使われる外用薬の場合とでは、それぞれ副作用は異なってきます。

①ステロイドの内服による副作用
軽いもの:満月様顔貌、肥満、多毛、皮膚の萎縮、にきびなど。
重いもの:白内障・緑内障、消化性潰瘍、糖尿病骨粗鬆症、高血圧、無菌性大腿骨頭壊死、急性副腎不全、血栓症、ステロイド精神病、全身性の重症感染症など。

②ステロイドの外用による副作用(外用した部位に局所的に起こる副作用)
多毛、ステロイド潮紅、毛細血管拡張、皮膚の萎縮、紫斑、にきび、毛のう炎、酒さ様皮膚炎、緑内障、接触皮膚炎(かぶれ)、皮膚感染症など。



ステロイドの外用を行う場合は、定期的に皮膚の症状を見ながらステロイドの強さや外用する量を調節していきますので、指示通りにきちんと使っていれば、副作用が問題になることはほとんどありません。時に外用による副作用がみられる場合もありますが、外用を中止すれば改善します。

ステロイドの副作用を恐れるあまり、かゆみの症状がつらい時に数日間だけ外用して、かゆみがおさまったらすぐにステロイドを自己判断で中止して、保湿剤だけで治そうとする方がいます。

皮膚の炎症がおさまったかどうかの判断は「かゆみ」だけではなく、「皮膚の赤みやカサカサ、ごわごわ」の状態がなくなり、皮膚が「すべすべ」になったかどうかが目安です。赤みやごわごわ、カサカサがあるうちは炎症がおさまっていないので、この状態でステロイドを中止してしまうと、すぐにかゆみがでたり、赤みが強くなったりします。

これをリバウンドととらえる方がいますが、リバウンドではありません。
ステロイドの使い方が適切でないために起こる、もとの皮膚症状の悪化です。

症状が悪化すると、またステロイドが必要になります。
こういうことを何度も繰り返していると、長い目で見たときに、結局、長期間にわたり大量のステロイドを使用することになってしまいます。
ステロイドは症状が落ち着くまで、しっかり使った方が、必要以上の量を使わなくてすむのです。

症状が出てきた場合は、再度炎症が落ち着くまでステロイドを外用します。
はじめは不安かもしれませんが、きちんとステロイドを使っていると、症状が繰り返すにしても、最初より症状が軽くてすむようになり、そのうち症状が出てこない期間の方が長くなっていきます。

通院期間が何カ月、何年間という患者さんでも、その期間ずっとステロイドを毎日塗っているわけではなく、症状が出たときは塗り、症状がおさまったら休む、というように間隔をあけながら使っていくので、あまり副作用は心配しないで下さい。
# by sumikawabiyouhifu | 2010-04-02 20:46 | アトピー(札幌・皮膚科)
アトピーの原因は2つあります
アトピーといえばアレルギーと思う方は多いのではないでしょうか?

アレルギーの病気で食べ物やダニが原因と思っている方が多いのですが、アレルギーだけが原因ではありません。

アトピーは①遺伝的な体質②環境の影響の2つが関係しています。

①遺伝的な体質:アレルギー体質+敏感肌(アトピックスキン)

皮膚の保湿作用や外の刺激から守るバリア機能の働きをする「セラミド」という脂質が減少しています。そのため皮膚が乾燥しバリア機能が低下して、いわゆるアトピックスキンとよばれる敏感肌になっています。

②環境の影響:アレルギー的な要因と非アレルギー的(アレルギーではない)要因があります。

アレルギー的な要因:ダニ、ホコリ、食べ物、ペットなど
非アレルギー的な要因:汗、ストレス、気候など

アトピーの原因は2つあります_f0215297_22398.jpg
僕もアレルギーの原因??


すべてのアトピー性皮膚炎の患者さんに共通しているのは“アトピックスキン”といわれる敏感肌
の状態がある、
ということです。

もともと敏感肌の状態があるところに、環境の影響でアレルギー的な要因(ダニ、ホコリ)や非アレルギー的要因(汗など)の刺激が加わってかゆみや湿疹ができてしまいます。

アレルギー体質については強く関係している人とそうではない人がいます。環境の影響についても、アレルギー的な要因が強く関係している人と非アレルギー的な要因の方が関係している人がいます。アレルギーが関係しているかどうかは、血液検査やパッチテストなどの検査所見もひとつの目安になります。

アトピーというとアレルギーが原因で、原因のアレルギーをみつければ、それでよくなる、と考える方は多いのですが、アレルギーは原因というより悪化因子(アトピーを悪化させる要因)と考えた方がよいかもしれません。重要なのは、アトピーの人は体質的に皮膚が乾燥しやすく皮膚のバリア機能が低下しているために、アレルギー、非アレルギーにかかわらず、外からの様々な刺激により皮膚のかゆみ、赤みが起きやすいということです。



治療のポイント
①皮膚のバリア機能を回復させます
皮膚に湿疹ができて赤くなったり、じくじくしているところは皮膚のバリア機能がこわれています。炎症を起こしているところはステロイドの塗り薬を使います。一見赤くなく正常に見えるところも乾燥し、敏感で刺激を受けやすい状態になっているので、全身に保湿クリームを塗る必要があります。ステロイドはこわい、と考える方は多いようです。患者さんの心配で多いのは「ステロイドは1度使うとやめられなくなる」、「ステロイドを使うと皮膚が黒くなる」ということです。
ステロイドは正しく使えば症状が改善し、少しずつ使用量を減らしたり、時間はかかりますがやめることもできます。ここで重要なのは医師の指示どおりに正しく使う、ということです。ステロイドについては、また後日お話ししようと思います。

②悪化の原因を考えます
アレルギーが強く関係しているのか、それともアレルギー以外の原因が関係しているのか問診で生活環境を聞いたり、必要に応じてアレルギーの検査をします。
アレルギー的な要因では、卵、牛乳、小麦などの食べ物が関係しているのは子供に多く、大人になるとダニ、ホコリが関係している場合が多い傾向があります。アレルギー以外ではストレスが関係している場合もあります。
原因がわかった場合は、できる範囲で原因をさけるようにしますが、ストレスなど、完全に原因を取り除くのが難しい場合もあります。


皮膚のバリア機能が低下している、ということに気がついていない方が多いように思います。アレルギーが関係していて、原因となっているアレルギー物質を取り除いたとしても、皮膚のバリア機能は正常ではありません。
肌の調子がよくても、保湿はしっかりしましょう。ちょっとした刺激で肌荒れを起こしやすいので体の洗い方や拭き方に注意が必要です。肌に直接触れる下着も木綿など、肌に刺激のないものを選びましょう。

アトピーの原因は2つあります_f0215297_12341545.jpg

アトピー性皮膚炎の方へのおすすめの本
アトピー性皮膚炎の病態や治療についてわかりやすく書かれています。

右:おとなのアトピー  江藤隆文(小学館)
左:専門医がやさしく語るアトピー性皮膚炎 決定版 日本皮膚科学会/竹原和彦(暮らしの手帳社)
# by sumikawabiyouhifu | 2010-03-24 21:15 | アトピー(札幌・皮膚科)
皮膚科医のスキンケア
皮膚科の先生はどんなスキンケアをしているのか?

特別なスキンケアをしているのではないか?

と考える方もいるかもしれません。

特別かどうかわかりませんが、私のスキンケアはマニアック?かもしれません。
私が普段使っている化粧品はご覧のとおりです。

皮膚科医のスキンケア_f0215297_1553083.jpg


たくさんありますね。全部使っているわけではなくて、これから使う予定の未開封のものもありますが。

それにしても多いですね。



でも洗顔後につけるのは化粧水、美容液、クリームor日焼け止めくらいです。顔だけでなく、首までケアするようにしています。

これだけある中から、その日の肌の状態に応じて使い分けたり、オイリーになりがちなTゾーンと乾燥しやすい頬の部分で使い分けたりしています。
普段からスキンケアに気を使っているのであまり気づかれることはないのですが、実は私自身アレルギー
体質でアトピー肌なので、油断するとすぐに肌が荒れてしまいます

乾燥しそうな時は保湿効果の高い化粧水やクリームを使ったり、毛穴がつまってきたな、と思ったらピーリング効果のある洗顔フォームにしたり、肌が荒れている部分があったらすぐに薬を塗って治します。

普通はここまでする必要はないかと思いますが、こんな具合なので、趣味はスキンケアといってもいいくらいです。
スキンケアや化粧品にすごく興味があって、仕事柄、化粧品の情報はいち早く手に入るので、新しいものはどんどん試します。
そして良いと思ったものを患者さんに紹介するようにしています

たくさんのスキンケア化粧品を使ってきましたが、市販の化粧品はほとんど使ったことはありません

私が使うのはクリニック向けの化粧品です。
クリニック向けの化粧品とは、クリニックでしか取り扱うことができない化粧品で、敏感肌の患者さんでも安心して使える低刺激性の化粧品と美容治療の補助として使える高機能の化粧品があります
最近では低刺激かつ高機能という化粧品もありますね。

ファンデーションはミネラルファンデーションというものを使っています。



新潟の皮膚科クリニックの女医さんが開発したもので、下地として「ミネラルプライマー」、ファンデーションとして「ミネラルファンデーション」、仕上げに「ミネラルフィニッシングパウダー」の順で使います。
成分は天然ミネラル100%で肌に負担のないもので、普通のメイクと違うのは、全部パウダーでできている、ということです。

リキッドファンデーションに慣れている人は物足りなさを感じるかもしれませんが、パウダーを少量づつ重ねることできちんとカバーできるのと、つけ心地が軽くて肌になじんで崩れにくいので、気に入って使っています。
# by sumikawabiyouhifu | 2010-03-19 20:23 | 美肌入門(札幌・皮膚科)